キリスト教Q&A

イエス・キリストの誕生日は12月25日?

「イエス・キリストの誕生日は?」と聞かれると「12月25日!」と皆さんは、答えることでしょうね・・・。実は、イエスの生まれた年も、月日も正確なことはよくわかっていません。しかし現代の大方の学者たちの意見では、紀元前6年か7年頃ではないかと考えられています。それはヘロデ大王というユダヤの国の王が死んだのが紀元前4年であって、イエスの誕生はそれより少し前だと考えられるからです。ただし、紀元前4年をイエスの誕生の年と考えている学者もいます。
西暦というのは、6世紀にローマで活躍したディオニシウスという修道士が、ローマ建国紀元754年をイエス誕生の年とし、この年を元年とする「キリスト紀元」、すなわち「西暦」を作りました。ところが、彼は間違いをしてしまったようで、イエスの誕生年は、先ほど、述べましたように、紀元元年よりも数年前だったと現在は考えられています。さて、誕生日についてですが、実は、古代ローマのミトラ教の神である太陽神の誕生日が12月25日として祝われていました。ところがキリスト教がローマの国教となった時に、この日をイエスの誕生日と定めてしまったのです。これはキリスト教徒が「闇に光をもたらしたのがイエスである」と信じていたからだとされています。ちなみに、クリスマス(Christmas)という言葉は英語でキリストのミサという意味です。何にせよ、12月25日はイエス・キリストの誕生されたことを祝う日として教会は大事にしてきました。これからも!