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模擬授業報告【2014年9月オープンキャンパス】(2014年11月28日更新)


すっかり寒くなり冬が近づいてきています。しかし、高校生や保護者の皆さんにとっては、全国的に推薦入試(指定校推薦や公募推薦など)が始まる時期であるため、寒さに負けないように、気合いを入れなおしておられるのではないでしょうか? そんな受験生に応えるように、全国のいろいろな大学は自分の大学の良さを知ってもらうためにオープンキャンパスなどを行っています。その中でも「模擬授業」というイベントが、その大学では「どのような先生から」「どのようなことが学べるか」を知る機会として提供されています。

 本学のオープンキャンパスは年に数回ありますが、最新のものは今とは逆の暑い9月に行われました。2014年9月13日のオープンキャンパスにおける人間社会学科の模擬授業は「英語」をテーマとして、教員2名による2つの模擬授業が行われました。応用言語学の教員による授業に続いて、私が「やる気を高めて英語力アップ! ~やる気の正体を探れ~」のタイトルで授業を担当しました。本学は現在「英語の英和」として、本学学生にしっかりとした英語力を獲得してもらるために英語教育に力を入れています。9月のオープンキャンパスの模擬授業は、「英語の英和」としての魅力を知ってもらえる良い機会になったと思われます。また、本学を志望校とするかどうか悩んでいる高校生にとっても、英語はしっかり勉強しなければならない科目なので、この模擬授業の内容が参考になったのではないかと期待しています。
 私の授業では、英語学習を素材とする「動機づけ(やる気)の心理学」を説明しました。基本的に何かをする時には「やる気」は高い方が良いのですが、実は、高すぎても良くないことがいろいろな研究から分かっています(皆さんの中には、やる気だけは高いが「空回り」をするという体験をしたことはないですか?)。低すぎもせず、高すぎもせず、「ほどほどな」レベルのやる気を持ったり、維持することが重要なのですが、心理学では「ヤーキーズ・ドットソンの法則」として知られる有名な現象です。
 また、やる気を持っているとしても、どのような種類のやる気であるかを考えることは非常に重要です。「勉強へのやる気」は、(1)学習自体がおもしろいから、頭を鍛えるため、仕事や生活に活かすため、などの「内容関与的動機」と、(2)他者につられて、ほめられたいから、報酬を得る手段として、などの「内容分離的動機」の2種類に分けられます。この分類であれば、前者の「内容関与的動機」を持っていることが、英語力の成長と大きく関わっているとされています。また本学科で英語系分野で活躍されている本学科の先生方も内容関与的動機が高いことを、授業終了後に教えて下さいました。つまり、しっかりとした英語力を得るには「英語そのもの」に興味を持ってやる気を高めることが重要なのです。

 このように、本学科では、英語を効果的に学ぶ場合にも、どうしてこのような学習法が自分にとって効果的なのかなどの理由が「わかる」授業がしっかりと用意されています。もちろん、そのような授業は、英語学習に特化したものではなく、いろいろなものを学ぶ場合にも使える「理屈」をしっかりと学べるようになっています。皆さんも、「納得しながら、自分の学習を効果的にする方法」を本学で学びませんか?

(文責:林 智幸)

 

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