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【重要】2021年4月 学長メッセージ(4月28日)


 学生のみなさんへ
 

 ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。「この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。」
(ルカによる福音書10章33~35節)

 新年度が始まっています。若葉の緑が美しい季節で、学生のみなさんもスポーツやレジャーを楽しみたいことでしょう。ゴールデンウィークも近づいていて、いろいろな計画を立てたいところです。
 しかしご存じのように、新型コロナウィルスの感染は、勢いが落ちません。変異株が増え、若い人でも重症化しやすいといいます。緊急事態宣言が、出されて、解除されて、また出されるという繰り返しになっています。心配な状況です。
 本学としては、昨年度に引き続き、今年度も対面授業を実施するためのガイドラインを定めました。昨年度より対面授業を増やす一方で、密集、密閉、密接を避けるため、教室の収容定員削減等の対応をしたうえで、換気、消毒を徹底しています。このようにして、現在、演習、実験・実習、40名以下の受講生の授業科目等は、対面授業を実施しています。
 みなさんも、毎日の感染防止対策をしていることと思いますが、注意してほしいことを伝えます。
 新型コロナ感染を防止するためには、人と密にならないことと、換気に気をつけることが重要です。
 換気の悪い部屋での飲食、会話、カラオケは、たいへん危険です。感染の恐れが高くなります。公園でのんびりするのは比較的安全ですが、屋外であっても、近い距離で話すようなことは危険です。感染防止に十分に気を付けて、過ごしてください。

 もう一つ伝えたいのは、注意していても、かかってしまうことがあります。感染した人は、何か間違ったことをしたように言われていますが、しかたがないことです。誰もインフルエンザにかかりたいとは思いません。それでも、かかってしまう人がいるのと、同じことです。
 上に示した聖書の中で、サマリア人は、追いはぎに襲われて半殺しにされた人を見た時、「近寄って」手当をしました。また、「自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱し」ました。さらに、宿屋の主人に、現代の日本円で2万円ぐらいのお金を渡して、「この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。」とまで言うのです。
なかなかまねのできないことです。隣人を自分のように愛するとは、こんなに大変なことなのかと思います。何より、不幸にあった人を責めるのではなく、できるかぎり力になろうとする姿は、まことに美しいものです。
 みなさんも、隣人のために、感染には注意しましょう。そして、感染してしまった隣人に対しては、大きな愛をもって接するようにしましょう。

世界のすべての人々に、平和な日々が戻りますように。
神様の愛の深さにはおよばなくても、私たちを、隣人を愛して行動する者としてください。
主イエス・キリストの御名によって祈ります。

 2021年4月28日
                      静岡英和学院大学
                      静岡英和学院大学短期大学部
                       学長  柴田 敏