一人ひとりの個性を伸ばしながら、
自発的に自己を磨く力を育む

人間社会学部は、キリスト教精神に基づき、「愛と奉仕」の実践をもって、地域社会と人間社会に貢献する国際的感覚豊かな人材を育てることを教育の目的としています。現代社会は大きく変化していますが、どのような社会情勢であっても「愛と奉仕」の実践という心の在り方は重要であると確信しているため、開学以来この精神は変わっておりません。
ここ数年、コロナ渦の直接的・間接的影響により社会は大きく変わりましたが、現在はポストコロナの時代へと移行しつつあります。この時代は、コロナ渦前の社会に戻るのではなく、コロナ過によって変化した新しい社会で生きていくことが求められます。そのためには、新しい社会情勢に応じて、時代に合った知識や考え方を学んでいく必要があります。
しかし、そのような新しい社会の生き方を学ぶ際にも、いつの時代にも通用する「愛と奉仕」の実践の在り方を土台にしたいと、人間社会学部では考えています。そして、そのような生き方を学べる環境を用意して、学生たちが、自分の個性を伸ばしながら、新しい社会に適応できるように、自発的に自分を磨いていける力そのものを身に付けられるように導きたいと思います。

人間社会学部
学部長林 智幸