静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センターとの連携事業

基本情報

事業名 静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センターとの連携事業
担当者 前田 節子(2019年度退職)
所属 短期大学部食物学科
実施時期 2014年4月~2015年3月
分野 その他(静岡大学農学部とに連携事業)
キーワード 在来作物、中山間地、6次産業化、商品開発、機能性

事業の紹介

概要
単位互換協定を締結している静岡大学農学部附属農場において栽培されている作物や園芸作物を利用し、本学食物学科と連携して新規商品を開発する事業である。
目的

静岡大農学部地域フィールド科学教育研究センターで栽培されている作物や園芸作物を材料として新規加工食品を開発し、販売まで行う。そのことにより、開発に関わった学生の学びの場となるほか、地域の活性化推進に貢献する。

活動内容

2014年6月  商品開発論の授業の一環として開始 この間、グループワークを通して、新規加工食品の開発を行う
2014年7月 グループワークの成果発表会(プレぜンテーション)
2014年11月 試作および試食会と評価検討会の開催

成果

単位互換協定を締結している静岡大学農学部と連携して、附属農場で栽培されている作物の新規加工食品の開発を行った。グループによる成果発表会の実施により、学生のプレゼンテーション能力の向上に貢献できた。今年度は販売まで行うことができなかったが、次年度へ期待したい。これらの一連の活動を行った商品開発論の授業評価は、非常に高いものであり、問題解決型学習方法の実施が、学生のやる気を引き出す方法の一つであることを知る機会となった。

今後の予定

静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センターで栽培されている作物を利用した加工食品(青島温州のマーマレード・とまとパン・レモンパン・米粉のシフォンケーキなど)を静大と恊働で製品化する計画をしています。

メッセージ

在来作物に関する調査研究を、他大学の教員や地域の方々と行っています。在来作物は高齢者が栽培していることが多く、種や農業技術の次世代への継承も問題となっています。県内各地にも種々の在来作物があることがわかってきました。それらの周辺にある文化についても検証していきます。
中山間地にある温泉施設の療養型メニューについて栄養調査をしてきました。生活習慣病などの疾病を持つ利用者にも対応できる療養型メニューを地域の方と考えています。

地域連携事業に関するお問い合わせ・ご相談

(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

Tel&Fax 054-262-0091