事業名 | 財団法人日本レクリエーション協会 地域の保育、子育て資源としての「生涯学習グループのネットワーク化モデル事業」 |
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担当者 | 植田 智也 |
所属 | 人間社会学部コミュニティ福祉学科 |
実施時期 | 2004年6月~2005年3月 |
分野 | 異文化、子ども・子育て |
キーワード | 親離れ子離れ、信頼、充実 |
特別養護老人ホームの利用者と地域に在住する子どもたちが関わり合う場をつくり、互いに有意な影響を及ぼし合うことを期待した試行的活動であった。参加した高齢者が、自己の存在価値を確認することが期待された。
特別養護老人ホームを利用する高齢者とその施設を中心とした地域社会の子どもたちが交流を通し(世代間の垣根を取り払い)、両者の充実体験を目指す試みであり、グループワークの実施をその内容としている。
運営委員の一人として、両者の相互作用の具体的な方法とその効果予想について意見の述べ、それを実際のセッション(高齢者と子どものグループワーク)に反映させた。
確かに一時的な充実は両者とも感じていたようであるが、それが相互の信頼へと発展させていくためには、今後も相互作用の質を問うていく必要を感じた。
生活とは、他者とのかかわり合いの上に成り立つものです。地域社会に暮らす私たち一人ひとりが、自分のことのように他の人々のことを大切に思えるようになることは、社会福祉の目標といえるでしょう。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
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