大学生観光まちづくりコンテスト2013

基本情報

事業名 大学生観光まちづくりコンテスト2013
担当者 野瀬 元子(2017年度退職)
所属 人間社会学科
実施時期 2013年6月15日~9月19日
分野 観光、地域づくり
キーワード 観光まちづくり、インバウンド

事業の紹介

概要

富士河口湖地域の方々のご協力のもと、フィールド調査を実施し、訪日外国人向け観光まちづくりプランを提出した。観光ゼミ学生3名がコンテスト本選に出場し、発表を行った。

目的

2013年のテーマである「訪日外国人向け観光まちづくりプラン」のもとで、富士河口湖町地域の訪日観光客誘致の課題解決のアイデアを全国の大学生から募るコンテストへ応募することで、学生と地域の観光まちづくりにおける協働を生み出すことを目的とした。

活動内容
6月にコンテスト応募説明会に学生自らが東京へ出向き説明を聞き、夏休みに入り、富士河口湖で宿泊しながら、地域の方々を対象としたヒアリング、観光資源を対象としたフィールド調査を行い、プランを8月末に提出した。書類選考を通過し、9月19日(木)に山梨県富士河口湖町で開催されたコンテスト本選に出場し、本学の学生3名が発表を行った。多くの聴衆の中、自らが考えた観光まちづくりプランを10分間で発表したのち、審査員との質疑応答が行われた。
 
成果

本コンテストは観光庁・文部科学省・総務省・経済産業省が後援するもので、第3回目の開催年であった。エントリーした113チーム中、書類審査を通過し、本選でのプレゼンテーションを行うことができたのは16チームであったが、その中の1チームに静岡英和学院大学の人間社会学科観光ゼミに所属する許文彬(当時、4年)、張静(同、3年)、宋波(同、3年)のチームHOPEが選出された。留学生のみで構成されるチームは本チームだけで、日本語による公の場での発表を成し遂げ、学生にとって大きな自信と達成感を得る経験となった。このように本学人間社会学科の学生が自分の持てるもので地域貢献をしようと熱心に努力する姿を対外的に発信できたことは大きな成果であった。また、コンテスト出場を通して、所属ゼミの専門領域である観光への理解を深める機会を得るととともに、他大学チームの優れた成果に触れて今後の課題を認識する良い機会となった。

メッセージ

私の研究室では,観光地や観光施設などのフィールドで、学生とともに来訪者へのアンケートや観光振興に取り組む主体を対象としたインタビューを通じた社会調査をこれまで行ってきました。これからも地域の観光振興に向けた検討を行っていきたいと考えています。地域磨きには外からの視点を持つことが有用です。様々なニーズを持つ人の視点で地域を見直してみましょう。

地域連携事業に関するお問い合わせ・ご相談

(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

Tel&Fax 054-262-0091