2011年度人間社会学科展開科目「観光フィールドワーク演習」
静岡市中心市街地の商店街の取り組み調査、来街者の行動実態調査

基本情報

事業の紹介

概要

大型商業施設開業後の来街者行動と周辺地域への影響について、伝馬町発展会の方々にご協力をいただき、履修者が調査員となり調査を行った。

目的

本調査は「観光フィールドワーク演習」の履修者が地域振興をテーマにして、静岡市中心市街地における来街者の来街行動および開業して間もない新静岡セノバの利用者動向を把握し、地域振興の今後のあり方について考察することを目的とした。

活動内容

2011年11月3日に実査を行った。はじめに、静岡市まちづくりセンターのご紹介により、伝馬町発展会の会員4名を対象として、新静岡セノバ開業後の街への影響、今後の取り組みについて各店舗を訪問し、インタビュー調査を実施した。その後、履修者全員が調査員となり、新静岡セノバ周辺で来街者を対象としたアンケート調査を実施した。
（履修学生12名　担当教員1名）

成果

履修学生が調査票設計、インタビュー項目の検討、収集したデータの集計・分析を行うなかで、地域に関する文献に触れ、地域の動向について理解を深めるとともに、フィールドワークにより、供給側の視点から当該地域で起こっている変化について、地域の方々と共に考える機会を得ることができた。来街者行動調査の結果は「観光フィールドワーク演習　調査実習報告書2011」として刊行した。

メッセージ

私の研究室では，観光地や観光施設などのフィールドで，学生とともに来訪者へのアンケートや観光振興に取り組む主体を対象としたインタビューを通じた社会調査をこれまで行ってきました．これからも地域の観光振興に向けた検討を行っていきたいと考えています．地域磨きには外からの視点を持つことが有用です．様々なニーズを持つ人の視点で地域を見直してみましょう。

地域連携事業に関するお問い合わせ・ご相談

（窓口）静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

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