よみがえりのレシピ上映会&シンポジウム

基本情報

事業名 よみがえりのレシピ上映会&シンポジウム
担当者 前田 節子(2019年度退職)
所属 短期大学部食物学科
実施時期 2013年7月20日
分野 文化
キーワード 在来作物、中山間地、6次産業化、商品開発、機能性

事業の紹介

概要
在来作物に注目し、作物そのものに加えて、その周囲にある歴史や文化に触れることから新たな価値の創造に繋げていく事業である。
 
目的

未来経営戦略事業の一環として在来作物の関する映画「よみがえりのレシピ」上映会およびシンポジウムを開催した。この事業の実施により学生の教育環境の向上および関係諸団体の連携により地域に本学を広報することに繫がる。

活動内容

2013年6月15日、本学新館講堂において学生と教職員を対象にした「よみがえりのレシピ」試写会を実施した。次に、翌月の7月20日に新館講堂にてよみがえりのレシピダイジェスト版の上映会およびパネルディスカッション(コーディネーター:富田涼都氏、パネリスト:渡辺智史監督、本間光廣氏、青木嘉孝氏、有馬亨氏)を行なった。

成果

試写会には、主に食物学科学生(約150名)が参加した。ダイジェスト版上映会、パネルディスカッションには、静岡県関係者、他大学関係者、農業高校教員、学生、一般市民など約200名が参加した。パネル展示では学生による説明がされ、食物学科の学生の学習の機会となった。また、試食コーナーでの説明も学生によりなされた。この企画により、在来作物についてそれぞれの立場で考える機会を持つとともに、県や中山間地の農家、料理人との連携をはかることができた。

今後の予定

静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センターで栽培されている作物を利用した加工食品(青島温州のマーマレード・とまとパン・レモンパン・米粉のシフォンケーキなど)を静大と恊働で製品化する計画をしています。

メッセージ

在来作物に関する調査研究を、他大学の教員や地域の方々と行っています。在来作物は高齢者が栽培していることが多く、種や農業技術の次世代への継承も問題となっています。県内各地にも種々の在来作物があることがわかってきました。それらの周辺にある文化についても検証していきます。
中山間地にある温泉施設の療養型メニューについて栄養調査をしてきました。生活習慣病などの疾病を持つ利用者にも対応できる療養型メニューを地域の方と考えています。

地域連携事業に関するお問い合わせ・ご相談

(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

Tel&Fax 054-262-0091