事業名 | 「食でリフレッシュin 梅ヶ島」 |
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担当者 | 前田 節子(2019年度退職) |
所属 | 短期大学部食物学科 |
実施時期 | 2011年7月~2017年3月31日 |
分野 | その他 |
キーワード | 在来作物、中山間地、6次産業化、商品開発、機能性 |
静岡市の大部分の面積を占めるオクシズと連携し、中山間地の活性化と学生・教員の資質向上をはかるために「食」をキーワードとして講演会や研修を実施している事業である。
未来経営戦略事業の一環として静岡市内の中山間地と連携して「食」をテーマとしたプロジェクトを展開することにより、学生の教育環境の向上および関係諸団体との連携により地域に本学を広報することを目的とする。
2011年年度は、静岡市立梅ヶ島小学校および中学校の調理室にて、小学校5〜6年生と中学生を対象に懐石 宿 近又総料理長を講師とする食育活動を行なった。また、一般を対象とした講演会を、梅ヶ島地区センターで行なった(講師:同じ)。
2012年度は、梅ヶ島地区住民、学生、教員などを対象に、「静岡県の特産品を利用した京懐石」と題した勉強会を中心とした研修を一泊二日の行程にて京都で行なった(懐石 宿 近又)。
2014年度は、懐石 宿 近又での「塩を使わない京懐石」の研修に、道の駅や農家の視察をもりこんだ一泊二日の行程とした。参加者も道の駅関係者などが地域住民として加わった。
2015年度は、京都にて「普茶料理および煎茶」、「地デザインと商品化」と題した講演、近又での「朝食によせる想い」、「ファーマーズマーケットが取り組む食育と6次産業化」などの研修を学生、教員、地域の方々と行った。
4年間続いた地域との交流により、「食」をキーワードとした中山間地との交流の幅が広がっていった。学生がこのプロジェクとの中で発表を行なうことで、プレゼンテーション能力の向上にも繫がっていった。このような、アクティブ・ラーニングは、学生ばかりでなく、教員にとっても教育力の向上に資することができた。また、地域の中で大学を広報することにもなった。
在来作物に関する調査研究を、他大学の教員や地域の方々と行っています。在来作物は高齢者が栽培していることが多く、種や農業技術の次世代への継承も問題となっています。県内各地にも種々の在来作物があることがわかってきました。それらの周辺にある文化についても検証していきます。
中山間地にある温泉施設の療養型メニューについて栄養調査をしてきました。生活習慣病などの疾病を持つ利用者にも対応できる療養型メニューを地域の方と考えています。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
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