事業名 | 七間町まちづくり トレジャーハンティング2021~コロナ禍でも街の賑わいに貢献する~ |
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担当者 | 毛利 康秀 |
所属 | 人間社会学部人間社会学科 |
実施時期 | 2021年4月1日~2022年3月31日 |
分野 | 地域社会学、観光社会学 |
キーワード | 地域振興、観光まちづくり、国際交流 |
I Loveしずおか協議会と静岡大学・静岡英和学院大学との連携及び協力に関する協定に基づき、七間町名店街と連携して「地域創造フィールドワーク」の受講生および毛利ゼミの学生を中心に商店街を活性化させるための取り組みを行った。
かつて静岡で最も栄えていたと言われる七間町も、全国の商店街と同様、七間町名店街も長期的な衰退傾向の中にあって対策が進められていた。しかし、2020年に世界的規模で流行したコロナ禍は、七間町の賑わいにも大きな影響を与えた。そこで、コロナ禍を乗り越え、七間町のにぎわいを取り戻すためには何が必要かについて考え、感染予防対策を徹底しつつ、可能なところから実践していくことを目的とする。
ミーティングを開催して、課題の抽出と解決策について議論を行った。コロナ禍の影響が続く中、商店主との協働には大きな制約があったが、学生が自ら発案して実施する企画を可能な範囲で実現させていくこととなった。また、七間町の町のイメージや再開発事業に関するアンケート調査も行った。
12月に開催された「青空市」に出展し、「留学生の母国料理&コラボ料理の試食会」を開いて地域の方々との交流を深めた。また七間町でアンケート調査を実施し、「映画」「おしゃれの街」のイメージが依然として強いこと、再開発事業への期待度は非常に高いことなどを明らかにした。取り組みの成果は2022年2月14日に静岡市役所で開催された合同成果発表会で報告した。
七間町名店街とは2022年度以降も引き続き同じテーマで取り組んでいく方向となっている。コロナ禍による感染予防対策を徹底させながらフィールドワークを精力的に行い、七間町で開催されるワークショップにも積極的に参加していく予定である。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
Tel&Fax 054-262-0091