事業名 | 新型コロナウイルス感染症の市内経済への影響調査及び持続的地域振興策研究 |
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担当者 | 毛利 康秀 |
所属 | 人間社会学部人間社会学科 |
実施時期 | 2022年10月1日~2023年3月31日 |
分野 | 地域社会学、観光社会学 |
キーワード | 地域振興、観光まちづくり、社会調査 |
ふじのくに地域・大学コンソーシアムの令和4年度ゼミ学生等地域貢献推進事業の指定課題(御殿場)の「若新型コロナウイルス感染症の市内経済への影響調査及び持続的地域振興策研究」へ応募・採択されたことを受けて、研究課題の検討ならびに現地へのフィールドワークと調査活動を行った。
長引くコロナ禍の影響により御殿場市も深刻な打撃を受けているが、コロナ禍後を見据えた地域振興・観光振興について考えることは重要な課題である。そこで、御殿場市内のフィールドワーク、聴き取り調査、商店街のキーマンへのインタビュー調査、観光客へのアンケート調査を行って実情の把握を行い、御殿場市の特性に合わせた持続性ある地域振興・観光振興を目指した提言の取りまとめを行うことを目的とする。
御殿場市内の商店街や商業施設へのフィールドワークを行い、市役所、商工会、観光協会の関係者への聞き取り調査を行って実態の把握に務めた。商工会の協力を得て商店主へのインタビュー調査を、観光協会の協力を得て観光客向けのアンケート調査を行って、調査結果を集計した上で多角的な視点から検討を深めた。
調査で得られたデータを総合的に検討した結果、短期的には「御殿場ならではのイベントの開催」に取り組み、長期的には地域のニーズに合わせたサービスを洗練させつつ、「御殿場プレミアム・アウトレット」との相乗効果が得られる観光まちづくりを進めていくのはどうか、という提言を取りまとめた。取り組みの成果は2023年2月11日に開催された「第8回ふじのくに地域・大学フォーラム」で発表した
この取り組みは、令和3年度ふじのくに地域・大学フォーラムゼミ学生等地域貢献推進事業における同名の課題の延長上に位置するものである。
観光協会は引き続きデータの収集と分析を進めて行くことを構想しており、何らかの形で協力していくことが出来ればと考えている。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
Tel&Fax 054-262-0091