SDGsと地域振興・観光振興との相乗的展開に関する調査研究
(吉田町のウナギを活用した特産品の開発)

基本情報

事業名 SDGsと地域振興・観光振興との相乗的展開に関する調査研究
(吉田町のウナギを活用した特産品の開発)
担当者 小林 直之
所属 短期大学部 食物栄養学科
実施時期 2022年8月1日~2023年3月31日
分野 食品学、地域社会学
キーワード 地域振興、特産品開発、吉田町、うなぎ

事業の紹介

概要

共同研究「SDGsと地域振興・観光振興との相乗的展開に関する調査研究」(研究代表者:人間社会学科 毛利康秀准教授)に協力する形で、吉田町の国産養殖ウナギを活用した特産品の開発に取り組んだ。静岡市内で開催されるイベントに合わせて試食会を開催することで、地域振興・商店街の賑わいに貢献することを目指した。

目的

本学は「I Loveしずおか協議会」と連携及び協力に関する協定を締結し、地域と連携した活動を行っている。その一環として静岡市中心市街地(七間町名店街)の賑わいの創出を目指した取り組みを行っており、地域の特産品の開発と試作品の提供を合わせることで相乗的な効果を広げていくことを目的とする。

活動内容
吉田町で養殖される国産ウナギに着目し、これを活用したメニューを試作して七間町名店街で開催されるイベント(青空市)の参加者に提供する。同時に、アンケートを実施して商品化に向けた必要なデータを収集する。メニュー考案・試作は、課題解決型学習(PBL)の一環として、食物栄養学科の柿畑萌菜、小泉結莉、外岡奈央、永野ふたば、西部彩華、羽田野友希、望月奈央、横山知優の8名が担当する。
 
成果

試作を重ねた結果、「ウナまん」「うな天」を選定し、2022年11月19日に開催された「七間町青空市」で提供した。アンケートの結果、提供品は概ね好評であり、特に高齢層(50代以上)をターゲットとするメニュー開発に関して、「ウナまん、ウナ天」は、商品化の価値があると推察された。本取り組みは、短期大学部のパンフレットにも紹介され、一連の活動を通して、吉田町のウナギの認知度向上、特産品の開発、話題づくりによる町の賑わいの向上に役立ち、参加メンバーは本学・社会活動奨励賞を受賞された。

備考

この取り組みは、令和3年度ふじのくに地域・大学フォーラムゼミ学生等地域貢献推進事業における同名の課題の延長上に位置するものである。

地域連携事業に関するお問い合わせ・ご相談

(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

Tel&Fax 054-262-0091