事業名 | 七間町まちづくり トレジャーハンティング~地域の財産を発見・創造し、コンテンツを発信しよう~2018 |
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担当者 | 毛利 康秀 |
所属 | 人間社会学部人間社会学科 |
実施時期 | 2018年4月1日~2019年3月31日 |
分野 | 地域社会学、観光社会学 |
キーワード | 地域活性化、社会調査、観光まちづくり |
I Loveしずおか協議会と静岡大学・静岡英和学院大学との連携及び協力に関する協定に基づいて七間町名店街と連携し、「地域創造フィールドワーク」の受講生を中心に商店街を活性化させるための取り組みを行った。この連携は2017年度から始まり、2年目となる本年度は、前年度から引き継いだ課題に取り組んだ。
旧東海道からの歴史を持ち、静岡随一の繁華街として栄えた七間町も、現在では映画館の撤退が相次ぎ、空き店舗や空き地が目立つようになり、時代の変化の波に洗われている。そこで、七間町のにぎわいを取り戻すためには何が必要か、特に若い世代のお客さんに来てもらうためには、どのような方策が考えられるかについて考え、可能なところから実践していくことを目的とする。
毎月七間町でミーティングを開催して、課題の抽出と解決策について議論を重ねた。その結果、短期的な課題および中長期的な課題を取りまとめ、まずは実現可能なところから取り組んでいくことになった。学生が自ら発案して実施する企画を実現させていくほか、現在七間町で行われている各種の取り組みにも積極的に参加した。
毎月七間町で開催されている「青空市」に出展し、現在の取り組みの状況を紹介するとともに、設営や撤収作業を学生も手伝って運営のノウハウを学んだ。10月に開催されたストリートファッションショーにも参加し、商店主や美容室のスタッフとの協働関係を広げた。また、空き店舗の実態調査も行い、空き店舗および空き地状況の詳細を取りまとめた。取り組みの成果については、2019年2月14日に静岡駅地下広場で開催された「静岡県内大学地域教育・研究フェア」で発表を行った。3月に開催される「静岡おまち×SBSまつり」にも出展して、地域の方々との交流を広げる予定である。
七間町名店街とは2019年度以降も引き続き同じテーマで取り組んでいく方向となっている。基本的には今年度の取り組みを継続・拡大を図りながら、中長期的な課題解決についての提言も取りまとめていく予定である。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
Tel&Fax 054-262-0091