事業名 | アニメの舞台となった地域への波及効果と課題 |
---|---|
担当者 | 毛利 康秀 |
所属 | 人間社会学部人間社会学科 |
実施時期 | 2017 年 10 月 1 日~2018 年 1 月 31 日 |
分野 | 観光社会学 |
キーワード | 観光まちづくり、地域活性化、コンテンツツーリズム、社会調査 |
ふじのくに地域・大学コンソーシアムの2017年度ゼミ学生等地域貢献推進事業の指定課題
(沼津市)の「アニメの舞台となった地域への波及効果と課題」へ応募し、採択されたことを受
けてフィールドワークならびに調査活動を行った。
近年、映画・ドラマやアニメーション作品(コンテンツ)の舞台になった場所を訪れる観光(ツ
ーリズム)である「コンテンツツーリズム」への注目が高まり、研究が進められている。この活
動は、アニメーション作品「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台となった沼津市を対象として、
観光振興や地域活性化にどのような影響を及ぼしているのかを実証的に明らかにし、今後の観
光政策や地域振興に活用可能な基礎データを得ることを目的とする。
沼津市内のフィールドワークならびに調査活動を行う。沼津市役所 産業振興部観光戦略課およ
び沼津商工会議所 産業振興部地域振興課での聞き取り、商店街での商店主に対するインタビュ
ー、ファンに対するインタビューを行う。そして現地を訪問したファン、商店主、地元の高校生
を対象としたアンケート調査を実施し、その結果を集計のうえ検討を加える。
制作者・行政・地域の連携がスムースに行われていること、ファンをおもてなしする体勢が整っ
ていること、実際にファンの訪問が増えていること、ファンのマナーも概ね良好なこと、グッズ
や特産品の売り上げ増の効果があることも明らかで、成功例として数えられるものと判断出来
る。アンケート調査の結果については、2018年2月17日に開催された同コンソーシアムの
成果報告会にて発表した。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
Tel&Fax 054-262-0091