あちょぼ&おひさまコンサート

基本情報

事業名 あちょぼ&おひさまコンサート
担当者 前田 節子(2019年度退職)
所属 短期大学部食物学科
実施時期 2013年12月14日~2013年12月14日
分野 こども・子育て
キーワード 在来作物、中山間地、6次産業化、商品開発、機能性

事業の紹介

概要

公益財団法人日母「おぎゃー献金」とSBS「おひさまコンサート」と連携し、本学コミュニティー福祉学科「あちょぼ」と食物学科が共同で行なう子育て支援事業である。

目的
「おぎゃー献金」は、こころと身体に障害を持つ子供たちに思いやりの手をさしのべる運動であり、公益財団法人日母おぎゃー献金基金に集められ、心身障害児のための施設や心身障害の予防の療育などに関する研究補助に使われている。また、歌手 西島三重子さんが手話つきで おひさまのたね を歌い、SBSアナウンサー鈴木通代さんが絵本を朗読するスタイルで行う「おひさまコンサート」は、全国各地で行われ、各方面から高い評価を得ている。本学、子育て支援事業「あちょぼ」は、若い子育て世代が来校し、保育士、幼稚園教諭、社会福祉士を目指す学生とともに、遊ぶ楽しさを見つけたり、つくる喜びを感じたり、人との出会いを大切にする場を提供する事業である。標題の「あちょぼ&おひさまコンサート」では、これらの諸団体の趣旨を十分に理解した上でこれから次世代を生み育む世代に、子育ての素晴らしさや命の尊さについて考える。
 
活動内容

2013年12月14日本学新館ラウンジにおいて「あちょぼ」を実施し、参加者を対象にした「おひさまコンサート」をひき続き実施した。コミュニティ福祉学科の学生と食物学科の学生が参加し、子供達のあそびを支援した。

成果

師走の慌ただしい時期の実施であったため、通常のあちょぼより参加者が少なかったものの、保育士を目指す学生と栄養士を目指す学生がそれぞれの立場で子育て支援を行なう機会となった。この事業により、学生の潜在能力を発揮する機会となった。また、大学の地域貢献にもなった。

今後の予定

静岡大学農学部附属地域フィールド科学教育研究センターで栽培されている作物を利用した加工食品(青島温州のマーマレード・とまとパン・レモンパン・米粉のシフォンケーキなど)を静大と恊働で製品化する計画をしています。

メッセージ

在来作物に関する調査研究を、他大学の教員や地域の方々と行っています。在来作物は高齢者が栽培していることが多く、種や農業技術の次世代への継承も問題となっています。県内各地にも種々の在来作物があることがわかってきました。それらの周辺にある文化についても検証していきます。
中山間地にある温泉施設の療養型メニューについて栄養調査をしてきました。生活習慣病などの疾病を持つ利用者にも対応できる療養型メニューを地域の方と考えています。

地域連携事業に関するお問い合わせ・ご相談

(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

Tel&Fax 054-262-0091