事業名 | 七間町まちづくりトレジャーハンティング2023~来街者を増やし、国際交流を進める~ |
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担当者 | 毛利 康秀 |
所属 | 人間社会学部人間社会学科 |
実施時期 | 2023年4月1日~2024年3月31日 |
分野 | 地域社会学、観光社会学 |
I Loveしずおか協議会と静岡大学・静岡英和学院大学との連携及び協力に関する協定に基づき、七間町名店街と連携して「地域創造フィールドワーク」の受講生および毛利ゼミの学生を中心に、商店街を活性化させるための取り組みを行った。
かつては静岡で最も栄えていた街として知られていた七間町も、現在では空き店舗や空き地が目立つようになり、時代の変化の波に洗われている。コロナ禍で大きな打撃を受けたが、今後はコロナ禍を見据えた取り組みが必要であり、七間町のにぎわいを取り戻すためには何が必要か、特に若い世代に来ていただくためには、どのような方策が考えられるかについて考え、可能なところから実践していくことを目指した。
ミーティングを開催して、課題抽出と解決策についての議論を行った。七間町で開催されたワークショップの内容を学生にフィードバックした上でディスカッションを進め、七間町に求められるニーズを把握するアンケート調査を実施した。その結果、歩道と車道の段差解消のニーズが高いことを明らかにした。他にもストリートファッションショーへの協力や青空市への出展を行い、街のにぎわい創出に貢献できるよう心がけた。
10月に開催されたストリートファッションショーに参加し、美容室のスタッフとの協働関係を広げた。1月に開催された「青空市」に出展し、留学生の母国の春巻料理の試食会」を開いて地域の方々との交流を深めた。アンケート調査の取りまとめを含めた取り組みの成果は2024年2月7日にオンラインにて開催された地域課題解決(PBL)型授業合同成果発表会で報告した。
七間町名店街とは2024年度以降も引き続き同じテーマで取り組んでいく方向となっている。
基本的には今年度の取り組みを継続・拡大を図りながら、中長期的な課題解決についての提言も取りまとめていく予定である。具体的には、2023年度の課題として浮かび上がった歩道の段差解消に向けた取り組みを短期的課題として進め、景観の創造的再構築を含めた七間町名店街のあり方の追求を長期的課題として取り組んでいく。
(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当
Tel&Fax 054-262-0091