熱海市介護老人保健施設開設事業者審査委員会

基本情報

事業名 熱海市介護老人保健施設開設事業者審査委員会
担当者 植田 智也
所属 人間社会学部 コミュニティ福祉学科
実施時期 2004年7月~2004年8月
分野 生涯、健康、福祉
キーワード 親離れ子離れ、信頼、充実

事業の紹介

概要
熱海市の福祉事務所が主催する審査委員会の委員として、介護保険制度上の入所型施設である老人保健施設の開設を企図する事業者の審査をおこなった。審査は、行政が提示した審査基準に相応しい事業者を選び出す作業であった。
 
目的

介護老人保健施設の開設を企図する複数の法人の中から、行政が認可するに相応しい良質のもの一つを選び出す

活動内容

民間の審査委員の中では拙生だけが社会福祉プロパーからの参加であり、高齢者の社会参加を配慮した生活環境(他者との相互作用、残存能力の活用、生活の継続性などへの関心の度合い、それらに基づく建物の構造、人員配置など)を審査基準として審査に参加した。

成果
上記の審査基準に適合しない候補としての医療法人の熱海市進出を阻止した。
 
備考

2009年4月~ 現在▼⑭「スクールカウンセラー活用事業」(静岡県) に基づくスクールカウンセラー▼ 沼津市・富士宮市の中学校、小学校のスクールカウンセラーとして、生育上・学校生活上の問題、家族内の問題を抱える児童生徒およびその保護者の面接をおこなっている。子どもが示す「不登校」や「いじめ」には、親の養育上の態度が大きく関わっているため、親自身の成長を助け、その変化を促すのが拙生の主な職務といえる。しかし、残存する「家」制度の価値観、「競争主義」や「成績崇拝主義」と表現される現代的価値観によって生じたと考えられる親の生活態度を変化させるのは容易なことではない。「カウンセラー通信」を毎月発行しているが、これも児童生徒の親に向けた啓発活動である。▼⑮藤枝市介護福祉サービス苦情救済委員2009年8月~ 現在▼介護サービス苦情救済委員(オンブズパーソン)は、介護保険のサービスや市が提供する高齢者福祉サービスに関する苦情の解決に努める第三者資源である。現在まで実働の機会はないが、申し立てがあった場合は、苦情として表明された福祉ニーズを、社会関係の不調和と捉え、サービス事業者・行政とサービス利用者双方の充実に向けた関係調整をはかる心積もりである。

メッセージ

生活とは、他者とのかかわり合いの上に成り立つものです。地域社会に暮らす私たち一人ひとりが、自分のことのように他の人々のことを大切に思えるようになることは、社会福祉の目標といえるでしょう。
 

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(窓口)静岡英和学院大学 企画部 地域連携担当

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