「一般社団法人日本胎児心臓病学会第31回学術集会」にて本学教員が特別講演します

2025.02.13

【日時】2月22日(土)
【会場】広島県民文化センターふくやま 第1会場
【時間】特別講演1 11:00~12:00

【タイトル】「ピアとピアの支えあい、それは真に生きること」
梓川 一 教授(静岡英和学院大学 人間社会学部 コミュニティ福祉学科)

【講演の概要】

なぜ、人は人を支えるのか。なぜ、人と人は支えあうのか。向きあう二人には、相互支援の心がある。互いを認めあいながら、これまでの人生の物語もわかちあい、今を生きて、そして、今ここで生きていることを感じあう。こうして生きていくことに意味がある。

人間が生を授かり生きていくには、人が社会で生活をしていくには、どうしてもニーズの充足ができないこともある、解決を導き出す方法がないこともある、どうしても解決ができないこともある。そこには、答えがないこともある。答えを求めなくても、答えを手に入れることができなくても、そのままに受けとめることもある。そうして今のままの自分に幸せを感じたりも、今の自分の存在にも感謝できたりも、そして心が満たされることもある。社会で生活をする人と人が、素裸の人間と人間が、あなた・仲間(ピアとピア)とつながりあいたいと願うことから、心も人生も平安になる。

これからをいかに生きるか。ピア・サポートの支援は、人間が生きていくことに、あたたかなメッセージを伝えてくれる。「専門職の専門性ある支援」と「ピア・サポーターの相互支援」がつながっていくこと、手を取りあうことが求められる。   

 

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一般社団法人日本胎児心臓病学会第31回学術集会プログラム