研究内容
専門分野
経済倫理学
経済学史
研究課題
- 進化ゲームモデルによる『道徳感情論』の定式化
- 『道徳感情論』の現代的意義の考察
- 子供の貧困の実証分析
- 東日本大震災が経済的不平等に与えた影響の実証分析
研究実績(主要なもの)
- 菅隆彦(2019)「『道徳感情論』の現代経済学的再解釈─アマルティア・センによる解釈への批判と,進化経済学を用いた再解釈─」博士論文(東北大学)。
- 菅隆彦(2020)「アマルティア・センの『道徳感情論』解釈—良俗の一般的諸規則とコミットメント—」TERG Discussion Papers 434。
所属学会
学外活動
- [国家資格]情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)
競争的研究費
- 上廣倫理財団研究助成(令和元年度)「アマルティア・センによる『道徳感情論』解釈の、批判的検討」。
- 上廣倫理財団研究助成継続助成(令和二年度)「アマルティア・センによる『道徳感情論』解釈の、批判的検討」。
- 2020年度公益信託山田学術研究奨励基金奨励金「『道徳感情論』における社会秩序と腐敗―ゲーム理論による定式化―」。
研究テーマに関連したSDGs
マクロ経済学
ミクロ経済学
国際経済学
ファイナンス論
経済学基礎A
キーワード
- 『道徳感情論』
- アダム・スミス
- アマルティア・セン
- 進化ゲーム理論
- 経済倫理学
関連リンク
情報処理安全確保支援士について
メッセージ
これまでずっと東北地方で暮らしてきましたが,このたび静岡に移住し働くことになりました。住み始めてすぐに自然環境の良さや生活の快適さ,徳川家康公にまつわる歴史文化の深さを感じました。静岡を好きになりました。研究分野である経済学を生かして地域社会に貢献したいと思っています。まずは静岡を深く知ることが大切だと思いますので,地域の皆様からいろいろと教えていただけると幸いです。
経済学はお金儲けの学問だと言われることもありますが,それだけでなく人間社会全般を研究の対象にします。お金儲けとは真逆な規範的行動の研究や,社会の不平等についての研究も存在します。私の関心はこれらの研究にあります。