毛利 康秀
(Mohri Yasuhide)
所属
静岡英和学院大学
人間社会学部 人間社会学科
職名
教授
学位(取得大学)
修士(文学)(日本大学)
最終学歴
日本大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学専攻)単位取得後退学
研究内容
専門分野
社会学(観光社会学・地域社会学・社会情報学)
研究課題
- 高度情報化社会における観光文化の進展に関する研究
- 近代観光の成立にメディア文化の発達が及ぼした影響に関する研究
- 地域活性化と観光振興に関する研究およびフィールドワーク
- 情報メディア環境の進化とコミュニケーションの変容に関する研究
研究実績(主要なもの)
- コンテンツツーリズムと婚活ツーリズムの相乗的な展開可能性に関する研究,コンテンツツーリズム学会論文集7,23-33,2020
- 日本の高校生世代におけるスマートフォン・携帯電話の利用実態―導入期から成熟期に至る約20年間の推移に関する事例研究―,社会学論叢198,127-162,2020
- 歴史イメージとしての絵葉書―研究の動向および社会的意味の再検討―,情報研年次研究報告書20,1-12,2020
- 沼津におけるコンテンツツーリズム推進に関する地元商店主の意識について,静岡英和学院大学紀要17,7-18,2019
- 多摩市にゆかりのあるキャラクターを活用した観光振興に関する研究(共著),多摩ニュータウン研究21,47-64,2019
- コンテンツツーリズムの行為者としての「ファンのあり方」および地域が果たしうる役割に関する心理的・社会的考察,コンテンツツーリズム学会論文集5,34-46,2018
- 高度情報化社会における写真教育から総合的なビジュアル・リテラシー教育への展開に関する考察―スマートフォンのカメラ機能の利用状況に関する予備的調査を参考事例として―,人間教育と福祉7,80-93,2018.
- 多摩市の特色を活かした「まち歩き観光」の展開および効果の検証に関する研究(共著),多摩ニュータウン研究19, 41-58, 2017
- 近代観光の発達におけるコンテンツツーリズムの萌芽に関する研究,コンテンツツーリズム学会論文集3,12-22,2016
- ツーリズムの視点からみた「メディアとしての絵葉書」の再検討―戦前期のハルビンに関連する絵葉書を事例として―,政経研究52(2),545-574,2015
- 多摩市聖蹟桜ヶ丘における商店街の現状ならびに情報化への対応に関する調査研究,多摩ニュータウン研究17,49-65,2015
- 高校生世代における携帯電話・スマートフォンの利用と友人関係の推移に関する分析―普及時期別の調査事例の比較・検討を中心に―,創造的教育=福祉=人間学研究2,41-62,2013
インターネット時代における「ネティズン」の概念とその変容に関する考察―日本の新聞報道の内容分析を手がかりに―,社会学論叢168,1-19,2010
所属学会
- 日本社会学会
- 日本マス・コミュニケーション学会
- 日本観光研究学会
- コンテンツツーリズム学会
- 社会情報学会
- 日本教育福祉学会
- 多摩ニュータウン学会
- 近現代東北アジア地域史研究会
- 富士学会
学外活動
- I Loveしずおか協議会(静岡市中心市街地の活性化を目指す活動)
研究テーマに関連したSDGs
人間と社会生活
地域政策論
地域創造フィールドワーク
キーワード
- 観光文化
- 観光とメディア
- まち歩き観光
- 地域活性化
- コンテンツツーリズム
関連リンク
http://iloveshizuoka.jp/ (I Loveしずおか協議会)
e-mailアドレス
mohrishizuoka-eiwa.ac.jp
メッセージ
「個性」を磨くことは大切ですが、それに先立ち「常識力」を固めておくことが重要です。なぜなら、一定の「常識力」がなければ「個性」も花開かないからです。
例えば、自転車が役に立つためにはまず「丸い車輪」がなければなりません。「この自転車の車輪は三角形です。どうです、個性的でしょう!」と主張しても仕方ありません。個性的な自転車は「丸い車輪の自転車」の上に花開くものなのです。
人間にとって「丸い車輪」に相当するものが「常識力」です。礼儀作法やマナーなどが含まれます。学生時代のうちに、様々な社会経験を重ねながら「常識力」を固めつつ、さらに自分らしい「個性」も磨いて欲しいと思います。