久保 博雅
(Kubo Hiromasa)
所属
静岡英和学院大学
人間社会学部人間社会学科
職名
講師
学位(取得大学)
博士(学術)(広島大学)
最終学歴
広島大学大学院教育学研究科 教育学習科学専攻 教科教育学分野 国語文化教育学領域 博士課程後期
研究内容
専門分野
日本語学、方言学
研究課題
- 愛媛県松山市方言を中心とした瀬戸内海域諸方言における対人的モダリティの研究
- 愛媛県松山市島嶼部におけるアクセントの研究
- 愛媛県旧三崎町与侈地区における三つ仮名弁に関する研究
研究実績(主要なもの)
- 久保博雅(2019)「愛媛県松山市睦月島方言における重起伏調アクセント」『論叢国語教育学』15号,13-21
- 久保博雅(2021a)「愛媛県松山市方言における命令表現 : 形式・音調・発話機能・使用場面の関係」『方言の研究』7号,5-27
- 久保博雅(2021b)「命令表現に後接する終助詞とその音調 : 愛媛県松山市方言の青年層の場合」『広島大学大学院人間社会科学研究科紀要. 教育学研究』2号,405-414
所属学会
- 日本方言研究会
- 日本語学会
- 日本語文法学会
- 日本音声学会
- 広島大学国語教育学会
- 広島大学国語国文学会
研究費
- 日本学術振興会 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援「瀬戸内海諸域方言における対人的モダリティの対照研究:意味・用法と音調に着目して」(研究代表者:久保博雅、2023年度~2025年度)
キーワード
- 方言学
- 対人的モダリティ
- 語用論
- アクセント
- 文末音調
e-mailアドレス
h.kuboshizuoka-eiwa.ac.jp
メッセージ
愛媛県松山市で生まれ、松山市方言母語話者として育ちました。母が熊本出身だったため、幼少期から「ことばの違い」に触れていましたが、気が付いたら方言の研究者になっていました。現在は特に「対人的モダリティ」という、聞き手に対して話し手の働きかけの態度(命令、禁止、質問、確認など)に関する表現や、それに伴う文末音調に惹かれ、研究を続けています。
ゼミでは方言だけでなく、日本語学における様々な事象を学び、学生の興味に応じて内容を深めていきます。日本語の面白さを共に掘り下げていく仲間をお待ちしています。