研究内容
専門分野
認知心理学
実験心理学
研究課題
- 顔とボディの認知処理に関する実験心理学的研究
- 顔の魅力に関する実験心理学的研究
- 顔認知に関する実験心理学的研究
- 平均顔に関する研究
- 顔やキャラクターを用いた広告心理学的研究
研究実績(主要なもの)
- 顔の表情と既知性の相互関連性―顔画像の空間周波数特性の操作と倒立呈示法を用いた分析 , 1995, 心理学研究 , 66 巻 , 327-335.
- 顔知覚の空間周波数特性 , 2000, 心理学評論 , 43 巻 , 276-292.
- Perceived eye size is larger in happy faces than in surprised faces. 2002, Perception, 31(8), 1153-1155.
- The effect of torso direction on the judgment of eye direction. 2005, Visual Cognition, 12(1), 103-116.
- Eye direction aftereffect. 2006, Psychological Research, 70(1), 59-67.
- Detection of a change in photorealism, 2012, Japanese psychological Research.
- The uncanny valley: Effect of realism on the impression of artificial human faces. 2007, Presence: Teleoperators and Virtual Environments, 16(4), 337-351.
*発表論文が、ダウンロード数でTop5に入ったため、MIT Pressのブログ「Spotlight on Science Q&A」に紙面インタビューされました。
顔および身体の情報が性別判断に及ぼす影響:私たちは「顔」と「身体」どちらをもとに異性と判断するのか. 2022, 静岡英和学院大学紀要, 20, 337-351.「こちらをクリック」
所属学会
学外活動
- 日本認知心理学会発行「認知心理学研究」編集委員
- 平成24・25年度 日本学術振興会科学研究費委員会専門委員 第1段審査委員(実験心理学)
- 平成28-30年度 日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会 書面審査員・書面評価員
- 平成29・30年度 日本学術振興会卓越研究員候補者選考委員会書面審査員
- 平成29年度 日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員(書面担当)及び国際事業委員会書面審査員表彰
- 令和元-3年度 日本学術振興会 特別研究員等審査会特別研究員等審査会専門委員(面接担当)
及び国際事業委員会書面審査員・書面評価員
科学研究費
- 平成11年度 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)
「顔認知の初期段階における表情分析過程と人物同定過程の関連性に関する研究」
- 平成13年度 科学研究費補助金(奨励研究(A))
「顔認識のワーキングメモリに関する実験心理学的研究」(課題番号13710036)
- 平成17年度 科学研究費補助金(若手研究B)
「魅力判断に及ぼす顔と身体の相互関連に関する研究」(課題番号17730437)
- 平成21年度 科学研究費補助金(基盤研究C)
「顔年齢が衝動性や抑制判断に及ぼす影響-子供の顔は衝動性を抑制させるのか?-」(課題番号21530775)
- 平成26年度 I Love静岡協議会連携授業「赤ちゃんポスターによる駐輪対策の提案」
- 平成27年度ふじのくに地域・大学コンソーシアム ゼミ学生地域貢献推進事業・ I Love静岡協議会連携授業「外国人旅行者に魅力的なインバウンド観光用SNS情報の作成」
- 平成28年度 静岡市・焼津市地域課題解決事業助成金(5-①)「交通安全啓発事業の刷新について」
- 令和3-5年度 科学研究費基盤研究(C)研究代表者(課題番号21K03150)
「外見変化が顔印象と潜在的偏見に及ぼす影響-平均顔によるプロテウス効果の検証」
研究テーマに関連したSDGs
公認心理師の職責
認知心理学
人間の心と行動
卒業研究
キーワード
メッセージ
専門は認知心理学です。顔の知覚、認知に関する研究を行っており、近年は共同研究者と開発したiPhoneアプリ「平均顔合成ツール Average Face PRO」を用いてリアルな顔やCGなどのキャラクターに対する印象判断などをテーマとしています。
地域連携事業としては、「I love しずおか協議会」と協力し、2014年度は街中における違法駐輪の状況調査および啓発ポスターの作成、2015年度はインバウンド観光用にキャラクターを用いたSNS情報の作成、2016年度は「静岡市生活安心安全課」と協力し、若年層の視点にたった柔軟かつ斬新な「交通安全啓発事業」を企画し、ポスターおよびルールブックを作成しました。